ドキュメンタリー映画『1000年の山古志』(2010、橋本信一監督)に助監督として参加。2012年、ドキュメンタリー映画『ドコニモイケナイ』を監督。同作品で2012年度日本映画監督協会新人賞を受賞。2014年、ドキュメンタリー映画『いわきノート』に編集として参加。2016 年、プロデューサーとして参加した作品『桜の樹の下』(2015、田中圭監督)が劇場公開。本作品は、ドイツの映画祭ニッポン・コネクションにて観客賞と審査員特別賞、第71回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞を受賞した。2020 年、福島県双葉郡広野町を舞台としたドキュメンタリー映画『春を告げる町』が公開。同作は山形国際ドキュメンタリー映画祭2019ともにあるCinema with US 部門、第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭アジアコンペティション部門正式出品。2022年、プロデューサーとして参加したドキュメンタリー映画『帆花』(2021、國友勇吾監督)が公開。監督最新作として、2023年に『二十歳の息子』が公開された。現在、日本映画大学准教授。
「江里は江里。自分は自分」と覚悟しながら、皆んなと命を紡いでいる。
えりさんの呼吸する意欲、それを受けとる家族の、
支援員チームの、医療従事者の意欲、
そして、カメラを向け制作するスタッフの意欲が融合する作品。
プールでの江里さんと皆んな が人魚のようだった。